胃腸

お腹が弱い方に日本のハーブティー「ゲンノショウコ」

投稿日:2022年11月27日 更新日:


みなさんこんばんは。

漢方薬剤師の原明奈です。

先日名古屋にて和ハーブの講演会があり参加してまいりました。

最近は漢方薬だけでなく、日本の薬草や民間薬をしっかりと勉強したいと思っております。

日本の伝統を大切にしたいですよね。

さて本日は私が日常的に飲み始めたお茶をご紹介します。

 

ゲンノショウコ

こんな方に

お腹が弱い、慢性的な胃腸病、下痢、便秘など

 

ゲンノショウコとは

フウロソウ科の植物、東日本では白花、西日本では紫紅花になります。岐阜にはどちらもあります。

昔の本を見てみると白花と紫紅花を区別して使っていたようですが、どちらでも効果に差はないようです。

ゲンノショウコは地上の部分を使います。

(⇑乾燥させたゲンノショウコ)

(⇑商品にリンクしています。)

ゲンノショウコは漢方薬ではなく民間薬になります。

法律的には食品ではなく医薬品ですが、使い方としては食品に近いですね。

詳しくはこちらに書いてありますのでご覧ください。

薬草茶(民間薬)と漢方薬はどう違うの?

 

ゲンノショウコの飲み方

下痢止めに使いたい場合には長く煎じます。

グツグツ煎じることでタンニンが出るため下痢止めの効果が発揮されます。

胃腸の調子を整えたい、便秘に効かせたいという場合は一般的なお茶のように入れて、しばらく色がでるまで待って飲んでください。

 

いかがでしたでしょうか。

「お腹が弱い方に日本のハーブティー」をお送りしました。

日常に飲むものにゲンノショウコ、取り入れてみませんか。

 

それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。

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