こんにちは!
原明奈です。
令和より株式投資の勉強についてブログを更新しています。
本日は第96回目の更新です。
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目次
メディシノバ・インクは1日で60%上昇、値幅制限は?
4月9日のランキング1位の銘柄、4875メディシノバ・インク。
これは本日1日で+61.85%の上昇となりました。
+60%って驚きますよね!?
株は値幅制限があって、かなり安い低位株だと%が大きくなるのですが、200円以上、500円未満の株は±80円のはず。
値幅制限いっぱいに上昇すれば、200円が280円で+80円(+40%)となります。
メディシノバインクは前日終値346円。値幅制限は80円のはずですが+214円となりました。
なぜそうなったのかを調べてみました♪
メディシノバ・インクは重複上場外国銘柄
メディシノバ・インクはちょっと特殊な銘柄で、重複上場外国銘柄のようです。
重複上場外国銘柄では基準値段が決定された後に、重複上場している海外市場の価格変動を受けて、取引日の朝に当日の基準値段が変更になる場合があります。
基準値段が当日寄付前に変更となった場合、変更前に発注されていた成行注文は、08:00過ぎに失効となります。
なお、基準値段が変更となった当日は、成行注文を発注することができません。
(https://support.matsui.co.jp/faq/show/1264?site_domain=faq)
今回のメディシノバ・インクの値幅制限が拡大した理由は下記のとおり。
本日取得した外国の主たる金融商品取引所における直近の値段を円換算した値が、4月8日に設定した基準値段と大幅に乖離したため、本日の基準値段を下表のとおり変更いたします。
また、当該銘柄については、本日中の成行注文を禁止いたします。
これにより基準値段が480円となり、値幅は80円なので今回560円までの上昇となりました。
メディシノバ・インクの海外取引所での前日の株価を見ると+37.81%も上昇していたので今回のような基準値段の変更になったそうです。
普通株式で重複上場外国銘柄であるのは2銘柄のみ。
もう一つは、1773ワイ・ティー・エル・コーポレーション・バーハッドになります。
メディシノバ・インクが急騰した理由
なぜこんなにも急騰したのか、その理由も調べました。
4/8に開発中の薬剤「イブジラスト」の臨床試験をイェール大学と共同で実施することを発表したことが好感された
https://medicinova.jp/wp/wp-content/uploads/2020/04/Aksujlufifj63d8.pdf
COVID-19(コロナ)に感染すると、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)になる可能性があります。
発症後死亡率は約40%と言われており、とても怖いです。
イブジラスト自体は歴史が古く、1989年には日本で保険適応となり使われています。
商品名はケタスです。
ケミカルメディエーター遊離抑制薬という種類の薬であり、気管支喘息などアレルギーの発症や、脳梗塞の後遺症によるめまいに使われます。
目薬も出ていて花粉症のときのアレルギー性結膜炎治療にも使われますので、ブログ読者さんにも使われたことがある方がいると思います。
副作用はほとんどなく、どちらかというと効き目もマイルドな印象のお薬です。
すでに身近な薬、ARDSに効果を発揮して欲しいと願っています。
メディシノバは上場廃止しそうな銘柄だった
余談ですが、メディシノバ・インクは2019年12月末を期限としてJASDAQの「上場廃止に係る猶予期間入り銘柄」となっていました。
https://www.jpx.co.jp/news/1021/20191227-01.html
救済措置となり上場が維持されていました。
そこからの今回の急騰です。
なんとか上場維持できるように頑張って欲しいです。
明日はSQ
ファーストリテイリングの決算が4月9日引け後に発表されました。
そして明日はSQです。
どう動くのか、しっかり見て勉強していきます。
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