冷えでおこまりの日本女性のみなさんへ。
和漢美容の専門家、原明奈です。
代謝機能が落ちていると身体が温まらなくなってしまうもの。
代謝がおちて熱が生み出せない方にオススメの簡単なストレッチ法と食品としても扱えるお茶をお伝えいたします。
身体をあたためる褐色脂肪細胞
身体が冷えやすいと感じている方は運動が苦手な方が多いのです。
運動が苦手 → 筋肉量が少ない → 筋肉からの熱産生が少ない → 冷え
となってしまうからですね。
熱を生み出すのは筋肉だけではありません。
実は脂肪も熱を生み出すんです。
それが「褐色(かっしょく)脂肪細胞」です。
褐色脂肪細胞とは?
脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
みなさんがイメージするのは白色のほう。
いわゆる体脂肪のことで中性脂肪としてからだのあちこちに貯蔵されます。
それに対して褐色脂肪細胞は、脂肪を燃焼し熱をつくるはたらきを担っています。
この褐色脂肪は全身にまんべんなくあるのではありません。
集まっている部分は
- 首
- 肩や肩甲骨
- わきの下
- 脊髄周辺
となります。
そこで効果的なストレッチは「肩を肩甲骨を回す」こと。
NHKのホームページに分かりやすく動画で載っていますのでご参考ください。
https://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00314.html
肩甲骨はがしともいわれていますよ。
褐色脂肪細胞のスイッチをONにする薬草茶
熱産生をあげるものとしての生薬は、麻黄や附子が思いつくのですがこれらは医薬品扱いです。
そこで食品でも扱えて漢方薬にも使うものを探しました。
そしてみつけました!
ヨモギです。
ヨモギは褐色脂肪細胞においてUCP1の発現を誘発させるそう。
UCP1があると褐色脂肪細胞から熱が生み出されます。
要はスイッチONの役割ですね。
ヨモギについてはこちらに詳しくかいてありますのでぜひご覧ください。