胃腸

冷たいビールを飲みすぎたとき|胃の痛みや胃の冷えに「安中散」

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みなさんこんにちは。

漢方薬剤師の原明奈です。

夏場のビアガーデンで、ビールをぐびぐび飲みすぎていませんか?

冷たいビールを一気にお腹の中にいれてしまうと、胃が冷えてしまい、胃が痛くなることがあります。

また水分でタプタプになって、胃もたれの原因にもなります。

そんな方におすすめの漢方薬をご紹介いたしますね!

 

安中散(あんちゅうさん)

こんな症状の方に

胃炎、胃痛、腹痛、胸やけ、げっぷ、食欲不振、吐き気

とくに冷たいビールを飲みすぎて、お腹がイタタ‥となってしまった方におすすめです。

この漢方薬の構成

安中散は7つの生薬から出来ています。

  • 桂皮(けいひ)・縮砂(しゅくしゃ)・良姜(りょうきょう)・茴香(ういきょう):香りによって胃の動きをよくする、胃の痛みをとる
  • 延胡索(えんごさく):胃の痛みをとる
  • 牡蛎(ぼれい):胃酸の出すぎを抑える、精神を落ち着かせる
  • 甘草(かんぞう):胃腸の元気をつける

この漢方の中から一つ生薬をとりあげます。

牡蛎

牡蛎は漢方ではボレイと読みます。

おいしい身の部分ではなく貝がらの部分を細かく砕いたもの。

炭酸カルシウムが多くふくまれ胃酸を抑えます。

また貝がらや鉱物性のものは、重鎮安神薬というカテゴリーとなり高ぶった気持ちをしずめるはたらきもあります。

 

この漢方薬のはたらき

ストレスや胃の冷えによりおこる胃痛を改善するはたらきがあります。

香りが強く温める生薬が多く含まれるため、自律神経の乱れを整え、かつ胃を温めて血行を良くします。

他にも胃酸の分泌を調整し、痛みをとるはたらきのある生薬が含まれます。

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いかがでしたでしょうか。

「冷たいビールを飲みすぎたとき|胃の痛みや胃の冷えに「安中散」」をお送りしました。

安中散は以前ご紹介しました大正漢方胃腸薬にも含まれます。

▼こちらも合わせてご覧ください。

大正漢方胃腸薬はどんな漢方?

安中散はバッグに入れて持ち歩いて、いざというときのお守りにしてくださいね!

効果が現れるのも早いです。

 

それではみなさま、漢方薬を上手に取り入れて楽しい毎日を過ごしましょう。

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