みなさんこんにちは。
漢方薬剤師・和漢美容の専門家、原明奈です。
突然ですが、あのゴージャスなセレブ姉妹も漢方薬を活用されているのをご存知ですか。
叶恭子さんは15年以上も漢方のお勉強をされていて、著書には漢方のことが沢山登場します。
そのうちの1つ、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を活用されているブログ記事をご紹介します。
叶姉妹の「ゴーヤとピヨの漢方(補中益気湯)蒸し」
漢方の取り入れ方も斬新で、薬として飲むというよりはお料理の一部として使われています。
酒蒸し料理の「お酒」のようなポジションです。
最近は外食がほとんどということですが、以前はこのようにブログや書籍に手作りの料理も紹介されていました。
レシピがしっかり書かれていますのでぜひ参考になさってください。
こちらの記事がかかれたのは8月30日。
夏場の体力回復にはとてもぴったりなお料理だと思います。
漢方薬として扱う素材は、日本だと食品扱いのものと医薬品扱いのものに分かれます。
台湾や中国では食事と漢方薬がもう融合していて、スーパーでも漢方薬の素材が売られています。
日本では補中益気湯入っているもので食品扱いのものですと、高麗人参、生姜、ナツメ、甘草、みかんの皮になります。
この中で欠かせないのは高麗人参です。
高麗人参は補中益気湯の核となる生薬です。
疲労回復にぜひ取り入れてみてください。
「補中益気湯」はどんな漢方薬?
日本では補中益気湯は、葛根湯の次に有名だと思います。
とにかく元気をつけてくれる!漢方薬ですね。
とくに胃腸をしっかりさせ、重力に負けそうな疲れた体をシャキーンとしてくれます。
なんだか疲れたな~という方から癌まで応用は無限大の漢方薬です。
夏バテにも使えます。
ドラッグストアにも売っていますので興味のある方は試してみてください。
▼クラシエさんのエキス顆粒タイプになります。
▼補中益気湯の煎じ薬。
補中益気湯についてはこちらもご参考ください。
いかがでしたでしょうか。
「叶姉妹の漢方料理「ゴーヤとピヨの補中益気湯蒸し」をご紹介しました。
美や健康を極めていらっしゃる方は、漢方薬やその考え方を取り入れている方が大変多いですよ。
自然の恵みも上手に活用して、美しくなっていきましょう。