不妊

不妊症?と思ったらまずチェックする7つのこと&漢方の対策

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みなさんこんばんは。

和漢美容の専門家、漢方薬剤師の原明奈です。

今回もみなさまから質問が多い不妊のことについて、漢方の観点からひも解いていきます。

不妊で一番使われている漢方はこちらに書いてありますので合わせてご覧ください!

 

検査しても原因がわからない「原因不明不妊」

子供が授からず不妊症の検査をしても夫婦ともに原因が分からない「原因不明不妊」はとても多く全体の1/3を占めると言われています。

そのほとんどは本当に原因がないわけではなく、検査では見つからない原因が潜んでいます。

その場合、基礎体温をしっかり測ることで見えてくることがあります。

痛みがなく身体のことが分かるので、まずは基礎体温を測ってみることをおすすめします。

基礎体温は妊活中でなくても女性の身体の状態がとてもよく分かりますので、まだ妊活を考えていない方もぜひ測ってみてください。

 (⇑朝の時間がない時でも短時間で測れて、オシャレなものが出ています♡)

チェックポイントを載せますのでぜひご参考になさってくださいね。

 

【チェック1】生理周期は安定している?

まずは生理周期についてチェックしましょう。

これは基礎体温を測らなくても分かりますのでカレンダーに記録されている方はさかのぼって見てみてください。

生理周期は28日で1サイクルが理想です。

28日周期といいますね。

個人差がありますが28-35日くらいが一般的となります。

周期がたまにずれても7日以内なら問題は少ないでしょう。

次の生理が24日以下でくるような短いときは、早く排卵されてしまうため卵胞の成長が充分でない可能性があります。

「頻発月経」といい無排卵の可能性があります。

機能が低下した卵巣を刺激するために、脳から「卵を出せ」という指令がつねに出されている状態。

そのため漢方的にみると、ホルモンバランスを主る「腎」に負担がかかっていると考えます。

39日以上ある場合は「稀発月経」といい排卵のトラブルの可能性が考えられます。

卵子を成熟させるホルモンの分泌が不十分なため排卵が遅れ、生理周期ものびていると考えられます。

「血」が不足していたり「腎虚」の方によくあるパターンです。

 

【チェック2】低温期と高温期のバランスは?

次に低温期高温期のそれぞれの日数を数えてみましょう。

グラフにしてみたときに、低温期と高温期がきれいに同じ長さであることが理想です。

(⇑理想の基礎体温のグラフ)

低温期が約14日高温期が約14日です。

とくに排卵後の高温期が12-14日持続しているかは大事なポイント。

高温期の日数が12日以下の場合は、黄体ホルモンが充分にはたらかず、受精卵が着床しにくくなっている可能性(黄体機能不全)も考えられます。

または低温期に卵胞が充分に成長できなかった可能性も。

漢方では身体のエネルギー「気」が不足した「気虚」、年齢の高い人はさらに「腎」の働きが低下した「腎虚」と考えます。

妊娠しているときは高温期が16日以上続きます。

 

【チェック3】二相になっている?

チェック2で低温期と高温期のバランスをお伝えしましたが、そもそも高温期がなく2相になっていない場合があります。

その方は排卵していない可能性があります。

無排卵または無月経の可能性があり、この状態が続くと妊娠できません。

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんしょうしょうこうぐん・PCOS)といって卵胞の成長が途中で止まり排卵できないなどの病気によって卵巣機能が乱れているケースもあるので、まずは病院で検査をしましょう。

 

一相になってしまっている場合、漢方ではホルモンバランスをつかさどる「腎」を高めると同時に、身体のエネルギーである「気」の流れや、身体に栄養やうるおいを届ける「血」の流れをよくする漢方薬を使います。

休息や睡眠もしっかりとりましょう。

 

【チェック4】高温期が36.7℃を超えている?

低温期と高温期が2相になっているのが分かったら、次は高温期の体温を確認してみてください。

高温期の12-14日の間、ずっと36.7℃を超えているのが理想です。

下の図のように36.7℃で横に線を引いたとき、高温期が線より上にあるかチェックしてくださいね。

 

【チェック5】低温期と高温期の差は?

低温期の体温は36.4-36.5℃、高温期の体温は36.7-37.0℃が望ましいです。

この低温と高温の差が0.3-0.5℃あるか確認してみてください。

温度差が0.3℃以下の場合は黄体ホルモンの分泌が少ない可能性が考えられます。

 

【チェック6】高温期へ移行する日数は?

低温期から高温期にいくときになるべく少ない日数でスムーズに移行するのが理想です。

3日以内であれば大丈夫。

高温期(陽)への移行に時間がかかり、だらだらと体温が上がっていくときは排卵障害の可能性があります。

おりものの量もすくないときは卵胞の発育が充分ではないので、低温期の「陰」を補う漢方薬が用いられます。

またストレスや月経前症候群(PMS)の症状があるときは「気」の流れをよくする漢方を併用しつつ好きなことをしてリフレッシュを。

 

【チェック7】基礎体温がギザギザしている?

1~6のすべてをクリアしても、この項目もかなり大切です!

基礎体温の理想は低温期と高温期のそれぞれ約14日間の間で、体温の変動が少なくフラットになっているのが理想です。

こちらのイメージですね。

しかし基礎体温の上下の変動がはげしくギザギザしているパターンの方がいます。

この場合、ストレスや睡眠不足が考えられます。

ストレスや睡眠不足が長く続くとき、また、プロラクチンというホルモンが多く分泌されるときに多くみられるパターンです。

この場合も排卵がスムーズに起こらないので、「気」と「血」のめぐりをよくするために、ふだんの生活でリラックスを心がけることが大切です。

漢方薬は「気」「血」のめぐりを良くするものを中心に使います。

 

7つのチェック項目いかがでしたか?

基礎体温から読み取れること、沢山あるんです。

病院で検査することはもちろん、自分でも基礎体温をしっかりはかり身体の状態を観察してみてくださいね。

自分の身体を知ることが不妊を解決する一番の近道だったりします。

これからも漢方×不妊の分野、充実させてまいりますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです♪

 

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