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800年前から考えられてきた腸活理論

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和漢美容の専門家、原明奈です。

突然ですが日本で一番使われている漢方薬をご存知ですか?

 

 

それは補中益気湯(ほちゅうえっきとう)という漢方薬。

補中益気湯は一言でいうと、疲れをとり体力をつけてくれます。

癌患者さんの体力・免疫力回復から、ちょっと疲れたな…というときまでその使われ方はさまざま。

なんと紫外線からの肌バリア機能をUPさせる報告もされています。

紫外線をダメージにしない、肌力をあげる漢方

おなかがとにかく大切という考え

補中益気湯は12世紀に考えられた処方。

ということは800年以上もの間受け継がれてきているんですね。

それだけの歴史を経て今なお漢方薬でNo1の圧倒的なスターの座をとっています。

この漢方薬の生みの親は中国の李東垣(りとうえん)さん。

李東垣さんが一番大切にしていたのは「脾胃(ひい)」です。

脾胃とは消化器系のこと。

人々が病気になる原因は脾胃が弱まったためと考え、それを治すことを治療の核としていました。

李東垣さんの治療方針は胃腸を元気にして病気を治したり、病気にならない身体づくりを行うことといえます。

 

腸管免疫にはたらく補中益気湯

補中益気湯は最近の研究でどうやって体力や免疫を回復しているんだろう?

というメカニズムの解明が進められてきました。

そこで一つわかったこと。

それは腸管免疫系を介しているということです。

(画像は北里大学HPよりお借りしています)

腸は消化吸収のはたらきをしますが免疫機関としても極めて重要です。

多くの病原細菌は口から入り腸などを通して体内に侵入します。

これらから身を守るために自己防衛体制として、腸管にはからだの中で最大の規模の免疫器官が配置されているんですよ。

 

腸活は肌をきれいにするためにも。

腸内環境の改善は便秘や下痢の改善や予防だけでなく、肌をきれいにするためにも疲れにくい体をつくるためにも重要。

腸活と関係の深い腸内細菌のことが研究されてきたのは1800年代のことで比較的新しいんです。

補中益気湯が作られるよりもずっと後のことになりますね。

東洋医学では細菌という概念がない800年前から腸をはじめとした消化器ケアをしてきました。

みなさんも腸活の一部として漢方薬もぜひ取り入れてみてくださいね。

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