みなさんこんばんは。
漢方薬剤師の原明奈です。
今日は胃腸が弱くて下痢しやすいかたにオススメの日本の伝統薬のご紹介です。
百草丸(ひゃくそうがん)
こんな症状の方に
食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、胃弱、食欲不振(食欲減退)、消化不良、胃部・腹部膨満感、もたれ、胸つかえ、吐きけ、(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
この薬の中身
- オウバクエキス…1,600mg(原生薬換算量…2,240mg)
- 日局コウボク末…700mg
- 日局ゲンノショウコ末…500mg
- 日局ビャクジュツ末…500mg
- 日局センブリ末…35mg
ミカン科の植物、キハダの内皮(黄柏・オウバク)が中心のお薬です。
(⇑キハダです。その名の通り樹皮をペロッとめくると黄色いので黄肌でキハダといいます。)
キハダだけのお薬は板チョコみたいなお薬があります。
ゲンノショウコ、センブリの2つは下痢止め、胃腸を整える代表的な民間薬です。
ゲンノショウコはこちらの記事をご覧ください。
センブリはこんな可愛らしい花を咲かせますが、驚くほど苦いです笑
でもしっかり下痢をとめてくれます。
コウボクは気の巡りを良くし、ビャクジュツは水の巡りを良くすることで胃腸を整えます。
この薬の飲み方
小さな丸薬です。こちらは一度に10丸とれる特殊なスプーン。
大人は20丸を一日3回服用します。
症状が気になるときだけ服用する形にしても十分効果がありますよ。
(⇑商品にリンクしています。)
いかがでしたでしょうか。
「胃腸が弱く下痢する方に、長野のおくすり」をお送りしました。
日本の伝統薬でお腹を大切にしてください。
それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。
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