漢方

400年以上の伝統薬のアロマ成分

投稿日:2018年3月13日 更新日:


みなさんこんばんは。

漢方薬剤師の原明奈です。

本日はひきつづき、こちらのお薬をご紹介いたします。

昨日の記事をご覧になっていない方は先にこちらをご覧ください。

【食べるアロマテラピー】舐めてすぐ効く伝統薬

 

敬震丹のアロマ成分

「食べるアロマテラピー」とご紹介させていただきましたが、実際にどんなものが香り成分として入るのかご紹介いたします。

麝香(ジャコウ):ジャコウジカの分泌物。ムスコンという成分が含まれ香水(シャネルの5番)の香りでもあります。緊張を和らげストレスを逃がすはたらきがあります。

 

サフラン:アヤメ科サフラン属植物のめしべ。料理としてインドのサフランライスやモロッコのクスクスに使われます。サフラナールという成分が気分を明るくし、ストレスを和らげるはたらきがあります。

 

沈香(じんこう):香木の一つで特に質の高いものは伽羅(きゃら)と呼ばれます。アガーウッドが含まれ、気分を落ち着かせたり自律神経を整えるはたらきがあります。

 

甘松(かんしょう):ミナエシ科の多年生草本です。精油のスパイクナードは聖書にも登場する歴史の古いもので、こちらもアガーウッド同様のはたらきがあります。

 

龍脳(りゅうのう):フタバガキ科の常緑高木、龍脳樹の樹脂を加工したもの。成分のボルネオールが集中力を高めたり、炎症や痛みを鎮めるはたらきがあります。

 

いかがでしたでしょうか。

「400年以上の伝統薬のアロマ成分」をお送りしました。

敬震丹にはほかにも含まれるものがありますが、この香りの成分だけでも十分にリラックス効果が期待できます。

ぜひ取り入れてみてくださいね。

(⇑楽天にリンクしています。amazonでの販売はありません。)

 

それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。

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