和漢・漢方

ちょっとまじめに。漢方をとりまくお金のはなし。

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みなさんこんばんは。

漢方薬剤師のmyuです。

漢方薬、みなさんはどこで手に入れたことがありますか。

一番多いのは保険がきくクリニックや病院かもしれません。

保険診療にまつわる漢方薬の現状、とくにお金の話を少し書かせていただきますね。

 

漢方メーカーさんがつらい。

クリニックや病院で漢方薬を処方しているところがありますね

みなさんがもらったことがあるのは粉(エキス顆粒・細粒)が多いと思います。

エキス顆粒・細粒を作っているのは、大手でいうとツムラさん、クラシエさん、コタローさんなど。

それ以外にも数十社あります。

保険ででるときにはどこの病院、薬局でも同じお薬であれば同じ値段になります。

この価格を薬価といいます。

そしてこの薬価は2年に1回改訂され、どんどん安い値段になっていきます。

逆に漢方薬の原料となる生薬はどんどん値段が上がっています。

 

患者さんには負担が少なくなって、とてもうれしいことなのですがメーカーさんは悲鳴をあげており‥。

売れば売るほど赤字になってしまう品目もでてきて、製造を中止してしまうメーカーさんが増えているのです。

今後もこの流れはしばらく続いてしまいそうです。

 

調剤薬局もつらいよ。

病院やクリニックの中にはめずらしく煎じ薬を出されているところもあります。

煎じ薬とは見た目ティーパックみたいな形で中に生薬(植物などの薬用部位を乾燥させたもの)が調合されています。

現在、保険で出すことは可能です。

しかし 仕入れ値>薬価 となる生薬が多くなっています。

この処方箋が調剤薬局に回ってくると薬局さんは、ほとんど利益がないか赤字になってしまうのです。

煎じ薬を出すところの門前薬局は次々と閉局しているという話をききます。

 

いかがでしたでしょうか。

「ちょっとまじめに。漢方をとりまくお金のはなし。」をお送りしました。

ちょっと暗い話をしてしまいましたが、少し現状をみなさんにお伝えできればと思い書きました。

 

それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。

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