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漢方薬とふつうの薬(西洋薬)の考え方のちがい

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みなさんこんばんは。

漢方薬剤師の原明奈です。

本日は頂いた質問にお答えしていきたいと思います。

一気に答えまではたどり着かないので何回かに分けて書かせていただきます。

 

漢方薬とふつうの薬(西洋薬)どっちが良い?

このご質問、どうお答えするかとっても難しい‥。

結論としてはどちらにもメリットとデメリットがありますので、いいとこどりをしたら良いですね。

そもそも漢方薬と西洋薬では考え方が違います。

本日はまず「漢方薬とふつうの薬(西洋薬)の考え方のちがい」を書かせていただきます。

(⇑みなさんが思うふつうの薬は「西洋薬」とも呼びます。)

漢方薬と西洋薬の考え方

西洋薬を頭痛につかうときの考え方

まずは西洋薬が痛みを抑えるためにどういうふうにはたらくのかを説明しますね。

たとえば頭痛に使う痛み止めの薬。

痛み止めで有名なロキソニン、イブ、リングルアイビーというような商品ありますよね。

たいていの痛み止めの薬はNSAIDsという分類のお薬になります。

こういう合成された化合物が入っています。

(⇑これはイブプロフェン)

痛みが起こるメカニズムとして、プロスタグランジンという痛みを感じさせる物質が出ます。

この物質が体内で出来ないように抑えるのがイブプロフェンなどのNSAIDsになります。

なので体を細かく細かくみていって、化学物質レベルまで細かくしてそこで炎症が起こる原因を直接とる、という方法ですね。その方がどういう人なのか、体質、体型とかは関係なく使えます。

 

漢方薬を頭痛につかうときの考え方

漢方薬では頭痛でもヒト全体をみて、体質・体型も考慮します。

頭痛がなんで起こったんだろうということを考えます。

頭痛がどういうときに悪化したのか、寒いとき、天気が悪いとき、寝る時よりは起きたとき、疲れたとき…など。

それを踏まえて雨が降る前の頭痛には五苓散、冷えで悪化するときの頭痛には呉茱萸湯などを使います。

筋肉の緊張による急な痛みには芍薬甘草湯を使います。

(⇑商品にリンクしています。)

 

いかがでしたでしょうか。

「漢方薬とふつうの薬(西洋薬)の考え方のちがい」をお送りしました。

次回は漢方薬とふつうの薬(西洋薬)のメリットデメリットについて書いていきたいと思います。

 

それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。

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