みなさんこんばんは。
漢方薬剤師のmyuです。
忘年会のシーズン、つい飲みすぎちゃって後悔することありませんか。
お酒を飲みすぎると、翌日にだるい、むくむ、頭が痛い、お腹の調子がわるい…など不調がでてしまいます。
お酒を飲んでも翌日何事もなかったかのようになる、そんな漢方薬があるんですよ。
ぜひ漢方薬の力をかりて、翌日までお酒を残さないようにしましょう。
五苓散(ごれいさん)
お酒を沢山のむことは、水分を沢山とることになりますね。
ビールなどの冷たい水分をたくさんとってしまうと、身体の水分量が一気に増えてしまいます。
身体の中で水分がいっぱいになると、外に出すのに時間がかかります。
そして翌日、むくみ、下痢、吐き気、頭が痛いというような症状が現れます。
これらの症状に五苓散という漢方薬がおすすめです。
余分な「水(すい)」を体の外に出してくれる働きがありますよ。
五苓散は漢方薬の中ではとっても有名でほとんどのドラッグストアに置いてあると思います。
(⇑いろんなメーカーがありますが、これはクラシエの錠剤タイプ)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
もうひとつ欠かせないのが黄連解毒湯。
お酒を飲むと、身体がほてりますよね。
身体に余分な熱がたまってしまいます。
とくに胃に熱がこもります(胃熱)。
この熱があると食欲が増して、食べ過ぎの原因になってしまいます。
居酒屋にいったあとラーメンを食べたくなる、という感覚はこの胃熱があるからです。
翌日のだるさや、お腹の調子が悪いことにつながります。
これを冷ますのが黄連解毒湯。
こちらも有名な漢方薬なのでドラッグストアでお手軽に買うことが出来ます。
(⇑クラシエの顆粒タイプの黄連解毒湯)
注意:冷え性の方は日常的に飲むのは避けてください。体が冷えていってしまいます。
五苓散と黄連解毒湯を合わせたドリンクタイプ
まさに飲み会のために作られた、この2つの漢方薬を合わせたドリンクがあります。
ジェーピーエスの五苓黄解内服液(ごれいおうげないふくえき)。
ウコンの力よりも効果を発揮すること間違いなしですよ!
ぜひお試しください。
いかがでしたでしょうか。
「忘年会シーズン。漢方薬の力をかりて翌日はシャキッと元気に!」をお送りしました。
楽しい忘年会、でも翌日も元気でいたいですよね。