みなさんこんばんは。
漢方薬剤師のmyuです。
スマホやパソコンを日常的に使われる方、ほとんどの方がそうだと思います。
目の疲れはなかなか取れにくいので、つらいですよね。
本日は日本で伝わってきた目の指圧法についてご紹介いたします。
再版を重ねて1621版! おばあちゃんの知恵的ロングセラー本
「家庭に於ける実際的看護の秘訣」という本ご覧になったことありますか。
ビビッドな真っ赤な本なので赤本ともいいます。
大正14年に初版が出たあと改定を重ね、平成23年発行のものは1621版と驚異的な書籍になります。
大正から続く目の指圧法
①両手で両眼の目の周囲の骨の上を5回ほど押す。
②目玉と眼窩(目のくぼみ)の骨の間に自分の中三本の指を突き込んで5,6回目玉と骨の間を強く押す。
③目をつぶって目玉を目の奥に向かって10回ほど押す。
④10回ほど指で目の上を目じりの方へなでる。
やってみていただけましたか?ちょっとした合間にできますよ。
赤本には「この目の押圧は非常な効果があるので、老眼や近視眼を完全に予防することができる。目を押すと目の奥にたまっている古い粘液が出てくる。眼精疲労にはとても有効である。」と書かれています。
完全に予防すると言い切ってしまうところがすごいです。この指圧にすごく自信があるんですね。
気になるのは目の奥にたまっている古い粘液。
たしかに目を自分で押すことは少ないので色々と溜まっているかなぁと思います。
いかがでしたでしょうか。
「スマホやパソコンで目が疲れた時に。日本で伝わる指圧法。」をお送りしました。
私もこの指圧をしていますが本当に目がすっきりするんですよ。ぜひ実践してみてください。
それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。