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江戸の超長寿の医師に学ぶ、夏と冬の養生の違い。

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みなさん、こんばんは。

漢方薬剤師のmyuです。

日本は四季があるのでその季節で行うべき養生法があります。

しっかり養生することは薬以上に大切ですよね。夏と冬の過ごし方についてお伝えします。

 

すごーく長生きした貝原益軒

日本で養生といったらこの方がお手本、というぐらい有名な方。

江戸時代の医師、貝原益軒です。

貝原益軒は、当時50歳の平均寿命のときに84歳まで生きました。この時代では驚くほどの長生きです。

『養生訓』という本を83歳のときに書いています。この本には人生83年生き抜いた秘訣がかかれているんですよ。

さっそくみてみましょう。

 

夏の養生方法

夏は気温がとても高いので、身体の熱を冷ますために毛穴が開きやすい季節です。

身体の中から外へ外へエネルギーが向かうことになります。

そうするとお腹にエネルギーが回らず、胃腸の機能が低下しやすくなります。

夏は意外なのですがお腹の中は冷えていることが多いんですよ。

暑いからといって冷たい水を飲んでしまうとさらにさらにお腹が冷えてしまいます。

夏はお腹を温めることを意識しましょう。

夏は四季の中で養生に一番気を付ける必要がありますよ。

以下養生訓の原文です。

夏は人の肌膚が大いに開くため外邪が入りやすく涼風にあたるべからず

陰気隠れて腹中にあるゆえ食物の消化すること遅し

夏は温かいものを食べて,脾胃をあたため冷水のむべからず

四時の内、夏月、尤(もっとも)保養すべし

 

冬の養生方法

冬は寒いので体中の毛穴がきゅっとしまった状態になります。

人は冬眠しませんが、中に中にエネルギーをため込むことになります。

こころを落ち着けてゆったりと過ごしましょう。

意外なのが、温めすぎてはいけないということ。

もちろん冷えるのはだめですが、過剰にモコモコのブックブクに着ぶくれしてはだめです。

そうするとのぼせて少し汗をかいてしまいます。

汗をかいてしまうと外にエネルギーが漏れ出てしまい、中にエネルギーが貯められません。

そうすると次の春、本来は活動が盛んになる季節ですが十分に動けなくなってしまいますよ。

以下養生訓の原文です。

 

冬は天地の陽気閉じ隠れ人の血気おさまる時也

心気を閑(しずか)にしおさめて保つべし

あたゝめ過して陽気を発し、泄(もら)すべからず

上気せしむべからず

衣服をあぶるに少(すこし)あたゝめてよし

熱きをいむ。衣を多くかさね、または火気を以て身をあたゝめ過すべからず

熱湯(あつゆ)に浴すべからず

労力して汗を発し陽気を泄(もら)すべからず

 

いかがでしたでしょうか。

「江戸の超長寿の医師に学ぶ、夏と冬の養生の違い。」をお送りしました。

冬は汗をかかないことが大切」です。そのためには温めすぎはやめましょう。そしてゆったり過ごしましょう。

意識することでいつもの冬よりも風邪が引きにくくなったかも?と感じられるかもしれません。

 

それではみなさま、明日もご自身をいたわって健康でありますように。

 

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